副作用(2)偽アルドステロン症と甘草(カンゾウ)

etc.

副作用(2)

偽アルドステロン症



原因となる薬剤:カンゾウ(甘草)、グリチルリチン類


漢方薬の注意書きに、甘草が含まれるものを併用してはならないとよくありますが、理由はこの偽アルドステロン症の懸念から。
カンゾウにはグリチルリチン酸が含まれており、ステロイドと類似の効果がある。(抗炎症作用)
★特徴

体内にナトリウムと水分が貯留、カリウムの排出が促進される→低カリウム血症をともなう高血圧症に→低カリウム血性ミオパチーによる、四肢脱力、血圧上昇、頭重などの症状が表れる

★偽アルドステロン症が生じやすいタイプ

小柄、高齢、高血圧・心臓病・腎臓病の人、もともとむくみのある人
特に、こむら返りの症状を訴える患者には漢方薬「芍薬甘草湯」が出されるケースが多く、長期服用は注意したい。
◎甘草(カンゾウ)を含む代表的な漢方薬

非常に多くの漢方薬に含まれています。入っていないものを覚えるほうが楽かも。。。

芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)

葛根湯(カッコントウ)

柴胡桂枝湯(サイコケイシトウ)

小柴胡湯(ショウサイコトウ)

麻黄湯(マオウトウ)

小青竜湯(ショウセイリュウトウ)