【製薬】もう1つの免疫チェックポイント阻害薬『キートルーダ(ペムブロリズマブ)』とは?

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免疫チェックポイント阻害薬といえば、すでに使われている『ニボルマブ』(Nivolumab、商品名:オプジーボ)がありますが、薬価が高いとかなり最近では話題になっているように思います。過去にこれまでの抗がん剤が奏効しなかった人にも劇的に効くことがあり、優位に余命が伸びるとあって、薬価を早く下げられるよう、製薬会社には頑張ってほしいですね。

■ニボルマブ(オプジーポ)とは?

「免疫チェックポイント阻害剤」の1つ。自分自身のがん細胞を攻撃するための、免疫機能を高める薬剤。日本の小野薬品工業が開発。開発は日本だが、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社との協業だったため、薬剤はアメリカから輸入されている。そのため薬価が高く、1年使用すると3500万円かかる計算。元々は、メラノーマ(悪性黒色腫)の治療薬として開発。その後、非小細胞肺がん・頭頸部がん・胃がんや食道がん、腎細胞がんなどにも使われている。メラノーマと非小細胞肺がんに対しては保険適用となっている。(2016/6/20現在)

このニボルマブ=オプジーポだけでなく、もう1つ、同時期に誕生していた免疫チェックポイント阻害薬ペムブロリズマブ(キートルーダ)の存在を最近知りました。

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免疫チェックポイント阻害薬『キートルーダ(ペムブロリズマブ)』とは?

実は、ニボルマブ(オプジーポ)の他にも、免疫チェックポイント阻害薬はすでにアメリカでは承認されているものがありました。それが一般名『キートルーダ(ペムブロリズマブ)』です。

チェックポイント阻害薬は、免疫系が腫瘍を攻撃するのを妨げる「チェックポイント」と呼ばれる分子の働きを阻害して効果を上げる。現在、アメリカで承認されているのはメルクの「キートルーダ(一般名:ペンブロリズマブ)」に、ブリストル・マイヤーズ・スクイブの「オプジーボ(一般名:ニボルマブ)」及び「ヤーボイ(一般名:イピリムマブ)」がある。

引用元:がん治療に進展?新薬がもたらす延命効果(東洋経済オンライン:2015年06月08日)

『キートルーダ(ペムブロリズマブ)』は進行性非小細胞肺がんの治療のためにFDAで承認された

米国食品医薬品局(FDA)は、2015年10月2日、pembrolizumab[ペンブロリズマブ](商品名:Keytruda[キートルーダ])を、進行性(転移性)非小細胞肺がん(NSCLC)を有し、他の治療を受けた後で増悪し、かつPD-L1と呼ばれるタンパク質が発現した腫瘍を有する患者の治療に対して迅速承認した。

(中略)PD-1/PD-L1(体の免疫細胞および数種のがん細胞で発見されるタンパク質)で知られる細胞経路を標的とすることで作用する。この経路を阻害することで、ペンブロリズマブは体の免疫システムががん細胞と闘うのを助ける可能性がある。

引用元:FDAが進行性非小細胞肺がんの治療にペンブロリズマブを承認/FDAニュース(海外癌医療情報リファレンス:2015年10月16日)

この『キートルーダ(ペムブロリズマブ)』はオプジーボより7日前にFDAでは承認されていました。それなのに、なぜ、日本で話題にならなかったのかな……と思ったら、2014年の段階で、小野薬品工業とブリストルが、開発中だったアメリカのメルク社を「PD-1阻害剤の特許侵害」と、訴えていたんですね。

<参考情報>

メディデータ、小野薬品がオプジーボ(一般名ニボルマブ)の臨床試験でクラウドベースソリューションを採用(日刊工業新聞:2016年1月27日)

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